2019.10.22

小野圭耶

撮影者:服部健太郎 モデル:小野圭耶 撮影日:9月吉日



昔、女工さんが集団で住んでた家で、お風呂も大きいのが昔あったらしいです。
自分らも、最初お金ないしなあってみんなでシェアして住んで、
その子らが結婚して出ていったりして、
前に住んでた人がたまたまここの活動を知って、遊びに来てくれたり、
今度は若手の子らが何日か来てくれたり、
人が集まる家なんかなあ、ってのはあるかなあ。


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横尾忠則の故郷で、播州織の栄えた、兵庫県の田舎にぽつんとある、パッと見、ごく一般的な郊外の風景が、強烈な昭和を内包した、ちょっとかわっていて、異界的で、けったいなまち。

そんなまちが、
そこで生まれ育ち、生活をする人々にはどう映るのか、
営まれる”日常”は、
ある日やってきた旅行者には発見しづらい、そのまちを醸成するエッセンスかもしれず、
それが誰かを魅了したとき、また新しい日常がやってくるかもしれない。

これは、
strangerであるフォトグラファーと、nativeである地元の人たちによる、同じまちの風景の合同写真展です。

ライター情報

丸山大貴

Writing / Daiki Maruyama

マルブンノイチの一連のプロジェクトオーガナイザーで、普段はデザインデイレクター。当メディアを機に記事執筆にも挑戦中。一応文学部出身